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それを聞いておおかみは大変怒ってしまいました。 お前を食ってやると子ぶたに言って、子ぶたの家のえんとつを降りようとしました。 子ぶたはそれを見て、水を入れた深なべをかけ、火をがんがん焚きました。 そして、おおかみが降りてきたときに、なべのふたを取りました。 すると、おおかみはなべの中に落ちてしまいました。 子ぶたはすぐなべのふたをしてその上に乗っかり、おおかみを煮てしまいました。 その日の夕食におおかみの肉を食べて、そしていつまでも幸せに暮らしていきましたとさ。

おわり

朗読 森口瑤子